2007/04/05
不動産+IT
誰もが使える不動産ソフト「mioCube」とは?
記念すべき連載第1回目は、私たちにとってあまりに身近なITの活用例を見ていこう。それは生活で必須の「衣・食・住」のうち、通信販売では買えない「住」と大きく関わる……。
暮れも押し迫ったその日、僕は、かつてはただの空き地だった品川駅の港南口に降り立っていた。今ではNTT品川TWINSなどの巨大オフィスビルが建ち並ぶ、その景観の変化に惑わされながら、僕はビュロー品川という、これまたおしゃれなサービスアパートメント(ホテル型マンション)に辿り着いた。そこに今回訪ねるミオソフトの東京オフィスが入居していたからだ。本社は大阪だが、社長の清水(きよみず)正治さんがほぼ毎週末そちらに来ていると聞いて押しかけた。
陽射しがよく入る一室はよく見れば、奥にささやかな居住スペースもある。「出張の社員が泊まれるようにと思って」と清水さん。それなら30万円ほどの家賃も高くはつかない。家具も備え付けで、清掃サービスも料金に含む。これからの起業ニーズに応える物件だろう。
さて、2002年2月に設立されたまだ若い同社に、なぜ初回に登場してもらったかというと、その設立趣旨がまさに、僕の連載への抱負と重なっていたためだ。会社案内から少々引用させてもらうと……。
「21世紀はITを中核としたマルチメディア時代へと変化していきます。しかし現実にはまだまだIT化が進まない業界・業種も多数あります。ミオソフトは、そのような方々をはじめとするすべての人々の利便性を向上させ、社会に貢献したいと願っています」
そして、その実際の活動もとても日常に即し、私たちの生活の便を助けている。すなわち、同社は現在、不動産業者向けにチラシ作成、物件管理、間取り図作成等々を一挙にできる、その名も「mioCube」というソフトの開発と運用に特化し、並々ならぬ業績を挙げているのだ。
読者の多くが何回かは不動産屋を利用してご承知だろうが、今でも小さな個人業者なら、図書館で検索カードを引くようにして物件を紹介するはず。ベテラン社員が手描きした間取り図をチラッと確認し、まずは実見にあちこち連れ出されるのがつねで、時間もかかった。
そうした情報がパソコンで一覧できる、くらいでは今どき驚きもしないが、この「mioCube」、ITはからっきし……という“パパママ不動産屋”にも徹頭徹尾親切にできている。必要最小限のフォーマットにごく簡単な入力作業をするだけで、物件を見やすくきれいに登録でき、それがそのままサイトの画面となり、チラシに援用も可能。まさに至れり尽くせりのシステムを清水さんらは作り上げたのだ。
この清水さん、前職はなんだったかというと、ゲームプログラマというからおもしろいじゃないですか。その発想がトコトン、「mioCube」には注ぎ込まれている。現在のPC環境が元来、ゲームという遊び心から発展してきたのは衆知の事実。この「mioCube」の技術力を検証することは、実はゲームから始まったITの自在性を見ることにもなるのです。
ということで、詳細は次回に!
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不動産屋業界はそのようなソフトが活躍していたのですね!IT化が進んでいなかった業界に目をむけるって、おもしろいですね。今後も楽しみにしています。
ina |2007/04/08
ブログ開設、おめでとうございます。
こちら系統が、本業なんですね。
プロフィルの写真にびっくりです。
ヤチマコト |2007/04/13