2007/05/16
5月にハートブレイク
その一「思い出すはコイゴコロ」

私の名前は志須山丹悟。とある上場企業にて忙しく働く毎日をおくっている。
どれだけ忙しく働いているかというと、「あー、2027年の年が明けたなぁ」と思っていたら、あっという間に「おお、もう5月も終わりか、早いなぁ」と感心してしまうくらいに忙しい。毎日が充実しているせいか、時間の過ぎるのがとても早いのだ。
そんな私も、この季節になるとついつい感傷にふけってしまうことがある。
思い出すのは、以前働いていた職場でのこと。もう20年も昔のことになる。シス担として悪戦苦闘していた、あの時期の出来事だ。
さて、2007年当時のボク。その頃のボクには、密かに胸を焦がす憧れの人がいました。名前は河湯 伊代(カワユ イヨ)さん。総務で働く、社内のアイドル的な女性です。
カワイイんですよこれがまたね。ついついポーっとして見とれちゃう。席について仕事をしている時に、後ろの方から「オツカレサマデース」なんて声が聞こえてくると、さりげなく振り返ってその姿を目で追っかけてみたり。
そんな日は、それでご飯三杯食えちゃうくらいに、幸せな気分になれるのです。
ボクが「シス担になってよかったなぁ」と思えることの1つに、この伊代さんの存在がありました。「シス担=パソコンに詳しい人」という肩書きを拝領したおかげで、伊代さんと話す機会が目に見えて増えたんです。多くはパソコン関係の質問ですが、そのうちに雑談めいたものも少しずつ増えてきて、廊下ですれ違った時も、ペコリとお辞儀だけだったものが、そこにひと言ふた言付くようになってきて…。
これでまたご飯三杯ですよ。
メタボリックまっしぐらですよ。
なんせそんな案配に、ウキウキワクワクポーとしながら過ごしていた毎日。そのウチにちょっと調子に乗ってきて、「な、な、な、なにかデートにでも誘ってみる口実があればいいんだけどなぁ」なんて思いはじめたりもしていた青春の日々…。
「ホント、若かったよなぁ」
あの当時の私は、ウキウキワクワクしながらもデートに誘う度胸など持ち合わせるはずもなく。けれども、そうした可能性があると信じたままで過ごす毎日を、楽しみにしていた感がある。
そう、20年前の私は、5月のあの事件があるまでは、ずっとそんな日々が続くと信じていたのである。
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2027年?!
劫 |2007/05/19
同感です。なんで、いきなり20年も先にタイムスリップしたのでしょうね。
コッペパン |2007/05/20
最終回に向けてフラグが立ったのではないでしょうか
ぴのこ |2007/05/20