2007/09/18
生活習慣
「時には医者の言うことを聞かない」も大事
これまで説明した肝臓や血圧などは、年に一度の健康診断などで、数値によってその良し悪しが把握できます。しかし、こうした数値には表れずに健康に大きな影響を与えるものがあります。
それは、ストレスです。
現代は「ストレス社会」などと呼ばれ、忙しいビジネスパーソンの多くがストレスを感じていると言われています。ストレスは、体にさまざまな悪影響を与えます。「ストレスで胃が痛いよ」などという言葉をよく聞くでしょう。実際、ストレス性胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、ストレスを原因とする代表的な病気です。それ以外に、ストレスはうつ病などの精神的な疾患にも関与します。また糖尿病患者の一部では、ストレスが原因となって昏睡を起こすこともあります。「たかがストレス」などと軽視するべきではありません。
こうしたストレスの要素は人によって異なります。仕事、家庭、恋愛、人間関係などさまざまです。しかし、意外と見落としがちな原因があります。
健康診断などで、医者に「禁煙・禁酒しろ」「運動しろ」「痩せろ」など言われたことはありませんか? しかしこれらは、言われた当人にはなかなか実行が難しいものばかりで、逆にこれらができないことがストレスになってしまうことがあります。
医者に言われたことにストレスを感じては本末転倒です。言われたことは実行すべきですが、ストレスをできるだけ貯めすぎないようにすべきです。
そしてもっとも大事なのことは、健康のためにそれらを「いかに長く続けるか」です。
運動であれば、よく「一駅前から歩く」などと言います。しかしそこまでしなくても、いつもより少しだけ遠回りしてみるのもいいでしょう。いつもと違う景色で気分転換もできます。
食事の量を制限をされたら、たとえばランチを豪華にしたら夕食は質素にするなど、トータルで考えればいいのです。
とにかく、「楽しんで長く続けられること」が大事です。健康でいるための運動や禁酒などに効果があるのは明白ですが、それにストレスを感じては逆効果です。多少の不摂生には目をつぶっても、まずは自分なりにできることからはじめましょう。
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