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ABO:形成外科医 亀井さくらの健康クリニック

形成外科医 亀井さくらの健康クリニック

 日々の忙しい仕事で食生活も不規則になりがちなあなた。朝食を抜いて夕食がドカ喰いになったり、外食が多く油料理の食べ過ぎになっていませんか? そのような生活を続けていると、これまで説明した高脂血症や脂肪肝、そして肥満のリスクが高まります。

 肥満は健康の大敵! そこで知っておきたいのが、自分の標準体重と必要カロリーです。

 まず、標準体重は以下の式で求められます。

標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

 たとえば、身長170cmの人ならば、約64キロ(1.7×1.7×22=63.58)が標準体重となります。

 ここまではご存じのみなさんも多いでしょう。では次に、1日に食べてよい必要エネルギーを計算してみましょう。こちらの計算式は、初めて見る人も多いはずです。

1日必要エネルギー量(kcal)=標準体重(kg)×体重1kgの必要なエネルギー消費量(kcal)

 この体重1kgあたりの必要エネルギーは、労働の程度によって異なります。たとえば、1日ずっと寝ていても1kgあたり約20kcalは消費します。また、大工などの肉体的にハードな職業の人は約40kcalです。ビジネスパーソンの場合、その平均は30~35kcalといわれています。よって、身長170cmの人は1920kcal(標準体重64kg×30kcal)が1日に必要なエネルギー量ということです。

 ただし、外回りが多い方や、肉体的にハードな仕事の場合、35kcalあたりの数値で計算してみてください。ぜひ、自分の環境になぞらえて計算してみましょう。

 これで自分が1日に必要なエネルギーが分かりましたね。当然ですが、1日に必要なエネルギー量を越えた食生活を続けると、徐々に体重が増加して肥満や脂肪肝になってしまいます。運動して消費できるカロリーは限界がありますので、毎日の食事のコントロールが標準体重を保つ鍵となります。

 皆様もこれを機会に、1日に食べているエネルギー量を計算して、必要エネルギー量をオーバーしていないか確認してみましょう。

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