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ABO:ファイナンシャルプランナー山田章子のマネー相談室

ファイナンシャルプランナー 山田章子のマネー相談室

 お金に困ったとき、カードローンや消費者金融などを利用するのは簡単ですが、金利は年15~18%程度というのが一般的です。

 たとえば、年利18%のカードローンで50万円を借り、2年(24カ月)で返済する場合の返済総額は、59万9089円となり、利息分だけでも9万9000円以上の出費になってしまいます。でも、3%なら返済総額は51万5774円となり、利息分は1万5774円に減少します。

 この差額は、なんと8万円以上!

 返済時の負担を考えると、少し手間をかけても有利な金利でお金を調達する手段を再検討してみたいものです。

 お子様の教育費や自動車の購入など使途が決まっている資金であれば、銀行などの目的別融資を検討してみるのも1つの方法です。目的別融資はお金の使い道が限定されますが、いずれの場合も3~5%程度と比較的低い金利で融資を受けることができます。

 また、生命保険や保有する株券や債券などの有価証券を担保に融資を受けるという方法も……。

 まずは、生命保険の場合で見てみましょう。

 満期時に一定額を受け取れる保険や解約返戻金を受け取れる保険契約には「契約者貸付制度」が付帯されており、解約返戻金の5~9割程度の範囲で貸付を受けることができます。貸付額や金利は契約時期や保険会社によって異なりますが、無担保ローンよりはずっと低利。もちろん、借りたお金を返さなければ保険契約は失効してしまいますが、借入期間中も保険契約は継続されますので、万が一の時には、きちんと保険金を受け取ることもできます。

 同様に、証券会社でも株券などを預けている顧客向けに「証券担保ローン」の取り扱いを拡充しています。こちらの借り入れ金利は現在4%台。担保となった証券でも、配当や優待の権利は受け取ることができます。
 ただ、返済ができない場合は担保となる保険や証券が失効してしまいます。また、変動金利型のため、市場金利に応じて今後も利率が変動してしまうという難点もあります。とはいっても、低金利で資金を用立てられるうえ、使途を明かしたり、年収などの審査を受けたりする必要がないのが魅力です。

 とはいっても、お金を借りるときは、まず「総返済額はいくらになるのか?」「月々の返済はどのくらいになるのか?」などを考え、綿密に返済手段を計画しておくことが大事です。これを忘れないようにしましょう。

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