ABO:ファイナンシャルプランナー山田章子のマネー相談室

ファイナンシャルプランナー 山田章子のマネー相談室

2007/04/10

日々雑感
まだATMで手数料払ってる?

 ここ最近、大手都市銀行では手数料無料で利用できるATMを拡充しています。

 コンビニエンスストアにATMが設置されるようになり、24時間入出金が可能となったと同時に、入出金のたびに平日の日中は105円、夜間など時間外は210円の手数料が徴収されるのが一般的となりました。ところが、銀行間でこの手数料を無料化する動きが、今、進んでいます。

 これまでも、提携するコンビニのATMをきちんと選択すれば入手金にかかる手数料を無料にすることは可能でした。ところが、うっかり別のコンビニでお金を引き出そうとすると平日の日中なのにも関わらず手数料がかかってしまった…。こんな経験をお持ちの方も少なくないでしょう。そう、銀行のキャッシュカードは、利用するATMによって手数料体系が異なっているのです。

 ところが、金融機関も店舗の縮小や合併といった企業努力で収益体勢も大きく改善されました。政府への借金も返済が終わり、ここへ来てやっと私たち預金者へのサービス向上に目を向ける余裕が出来たというところでしょう。大手都市銀行は自行に設置されたATMとほぼ同様の手数料体系で利用できるコンビニATMを拡大! さらに、インタネットバンキングの申し込みなど、ちょっとした工夫で時間外手数料までも無料に…。

 たとえば、三井住友銀行の場合、普通預金口座をそのまま「One's plus」口座へ移行するだけで、ほとんどすべてのATMで平日の入出金手数料が無料となります。また、通帳をWeb上で管理するWeb通帳に切り替えると、夜間や休日の入出金手数料や当行内の振り込み手数料も無料(電話オペレーターを利用しての振込は除く)です。自宅や職場、携帯電話からもアクセス可能なインターネットバンクは便利ですし、手数料も窓口を利用するよりずっとお得! さらに通帳を廃止してWebで管理できれば、盗難などの心配も必要なくなります。

 もちろん、他行でも同じような新口座を設け、これを利用する預金者にはATMや振込にかかる手数料の優遇という形でサービスを拡充しています。

 都市銀行の普通預金金利は0.2%にまで上昇したとはいえ、100万円を預け入れた場合の利息は年間2000円(実際、通帳に記帳されるのは税引きで1600円)です。100万円も預金をして年間1600円の利息しか得られないのですから、余分な手数料は少しでも節約したいものですね。

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